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CO2排出削減目標に関して
SBTi認定を取得当社は、子会社である横浜トランスポート株式会社と共に新たに設定したCO2排出削減目標に関して、国際機関SBTiより科学的根拠がある水準として認められ、中小企業版として承認されました。
SBTiとは
SBTi(Science Based Targets initiative/科学に基づく目標設定イニシアチブ)は、国際NGO団体CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の連携により2015年に設立された国際的な団体です。パリ協定※が求める水準と整合した温室効果ガス削減目標に対して、科学的根拠に基づいているかの検証を行い、認定を付与しています。
- 世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分下方に抑え、さらには1.5℃に抑えることを目標とする。
SBTi認定は、サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量(Scope1・Scope2・Scope3)の削減目標について妥当性確認を行い、承認を与えるものです。
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■Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
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■Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
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■Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
当社のCO2削減目標
2022年から2030年までの8年間で42%削減
当社および横浜トランスポート株式会社の目標達成に向けて、再生可能エネルギーの活用、処理ラインや車両の活用方法の見直しなどを行い、事業活動に伴い発生するCO2削減に取り組みます。この取り組みは多くの企業様のScope3に影響を及ぼす側面を有しており、協力会社様のScope3削減とSDGsに寄与することで、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。
- 当社の排出量はカーボンフリーコンサルティング株式会社の監修により、環境省DBの排出係数を用いて算出しています。
SBTi公式サイト(海外サイト)にて当社の認証をご確認いただけます。
環境方針
株式会社クリーン・ジャパン・エンジニアリング横浜工場は、新たに導入した高度処理設備の能力を充分に発揮させるとともに、この技術を付加価値の高いものとすべく、さらなる技術開発を推進し、資源としての価値を最大限に引き出し、環境と調和した持続可能な循環型社会の構築を目指した活動を推進します。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律を中心におき、これに関連する環境法規・施行令・条例及び協定等の要求事項を順守します。
- マネジメントシステムの継続的改善を行い環境汚染の予防に努めます。
- 廃酸、廃アルカリの適正処理を実施するとともに、以下の活動を推進します。
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(1)廃棄物の活用(ケミカル・リサイクル)
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(2)水・金属の回収(リサイクル)
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(3)処理薬剤の削減(ケミカル・リデュース)
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(4)環境負荷の軽減
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- この環境方針を達成するたにあたり、環境教育を実施し、意識の向上を図ります。また、環境目的目標を定め、定期的に見直しを行い、継続可能な企業活動の構築を目指します。
- この環境方針は必要に応じて社外の人々に公開します。
平成31年3月31日
株式会社クリーン・ジャパン・エンジニアリング
代表取締役 荒川 徹也